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研究紹介Research

安全安心な野菜生産を目指して
最近、食の安全が問われる問題が多発し、有機農産物への需要が高まっています。当研究室では、より効率的で安定的に有機野菜を生産するために、以下の取り組みを行っていく予定です。

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「肥料を減らし、土の微生物を増やす」

野菜栽培における最大の問題は何といっても病害虫です。実は、病害虫は、肥料過多によって引き起こされることが多いことを知っていますか?また、肥料過多は環境汚染の原因にもなっているのです。
しかし、土にたくさんの微生物がいれば、微生物が土の中の有機物を分解して植物に養分を供給してくれると考えられます。土の微生物を増加させることによって肥料を減らすことができるかどうかを確かめていきます。


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「植物の根の働きや植物のバイオマスを最大限に生かし、除草の労力を減らす」

植物の根の周りには、根から離れたところよりも多くの微生物が繁殖しています。また枯れ草も土に還せば微生物のエサとなり、最終的に野菜の養分にもなります。畑に生えてくる植物を最大限生かすことで、土の微生物を増やし、除草の労力を減らすことを試みます。


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「有機栽培に合った品種を選抜する」

現代の生産者の多くは、野菜の種を種苗会社から購入しています。しかし、種苗会社が種採りの際にどのような栽培を行っているのかはわかりません。そこで、有機栽培によって維持されている種の収集や独自の自家採種により、有機栽培に合った品種を選抜するとともに、それらの品種の特徴を調べていきたいと考えています。



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