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【お知らせ】日本ブドウ・ワイン学会2023名古屋大会で本学科の教員と学生が賞を受賞しました

令和5年12月16日(土)~17日(日)、名城大学天白キャンパスで開催された日本ブドウ・ワイン学会2023名古屋大会において、本学の教員と学生が以下の賞を受賞しました。

〇日本ブドウ・ワイン学会技術賞
 受賞者 :斉藤史恵助教・中川洋史准教授・岸本宗和准教授・久本雅嗣准教授・奥田 徹教授
 受賞題目:「ワインの産膜汚染防止のための基礎的研究」
 ワイン醸造で問題となっている産膜汚染(微生物汚染)の抑制に向けた基礎研究で、今後の日本ワインの技術を根幹から支える研究であると評価され技術賞を受賞しました。
 斉藤助教のコメント
『ワイン企業をはじめ他の醸造企業からも質問をいただくなど予想以上の反響に驚くとともに、微生物汚染の問題が深刻であることに気付かされました。今後も本研究に力をいれていくとともに、研究を支えてくれる研究者と学生の皆様に感謝しております。』

 

〇大会発表賞(口頭の部)
 受賞者 :博士課程統合応用生命科学専攻 生命農学コース3年 貝沼元気さん(指導教員:奥田徹教授)
 受賞題目:「ワイン用樽材から抽出される糖類に関する研究」
 ワイン醸造に用いられる樽材から抽出される糖類の量や組成、その重要性について報告しました。
 貝沼さんのコメント
『この度は、このような賞を頂き大変光栄に存じます。今回の受賞は奥田先生、久本先生、斉藤先生の日頃のご指導のおかげです。この場を借りて感謝申し上げます。今後は、これまで以上に研究活動に精進し、「ワインの美味しさ」につながるよう努力いたします。』

〇大会発表賞(ポスターの部)
 受賞者 :修士課程生命環境学専攻 食物・ワイン科学コース2年 三上法香さん(指導教員:榎真一助教)
 受賞題目:「甲州ブドウの矮性育種に向けた植物ホルモン応答遺伝子VvSAUR50の機能評価」
 甲州の樹勢に影響を与える原因遺伝子の機能について報告しました。
 三上さんのコメント
『大変名誉ある賞を頂き、大変うれしく思います。ご指導いただいた先生方、支えてくださった皆様に感謝申し上げます。今回、本大会ではワイン産業に携わる様々な立場の方と話をすることができました。自身の研究テーマへの期待を感じ、非常に励みになりました。残り少ない大学院生活ですが、引き続き頑張りたいと思います。』