第79回日本栄養・食糧学会の学生優秀発表賞に選ばれました
本学科出身の足立遥郁さん(現本学大学院 生命農学コース 博士2年)が、本年5月23日から25日において開催された第79回日本栄養・食糧学会の学生優秀発表賞に選ばれました。演題名は「早期離乳は肝臓中の脂肪滴合成に関連するリン脂質、メタボロームおよびエピゲノム変化を誘導し、脂肪肝の発症を促進する」で、離乳時期を早めると脂肪肝を発症するメカニズムについて、肝臓のリン脂質や代謝産物、エピゲノム変化による遺伝子発現変動から解析した成果を発表しました。 本演題の成果は、すでに足立氏が筆頭著者として英語論文にまとめあげ、現在国際学術誌に投稿中です。
また、本学科4年生の藤川ののかさん(現本学科 学部4年)が、上記開催の第79回日本栄養・食糧学会においてトピックス賞に選ばれました。演題名は「老齢期マウスへの中鎖脂肪の投与は、代謝およびタンパク質合成遺伝子の発現を促進し低栄養リスクを低下させる」で、高齢マウスへ中鎖脂肪を投与すると、筋力が向上しアルブミン遺伝子発現が増大したという成果が、話題性や実用性の高い研究成果として受賞しました。